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眠りについて

 

眠りについて考えてみたいと思います。

眠りの役割とは、誰もが知っているように心身の疲れを回復させることです。
もし徹夜したり不眠症になってしまうと、次の日、頭が働かず、体もだるくなってしまいます。

眠りについて考えるとき、このように疲労回復がもっとも大きな仕事ですが、そのほかにも役割があります。たとえば、以下のようなものです。

  • 免疫力の増強
  • 脂肪の燃焼
  • 記憶の整理

免疫力の増強

人は起きている間に、白血球が外敵と戦ってくれています。
睡眠はその白血球達が、英気を養う時間帯なのです。また免疫力を増強させて、病気を退治する時でもあります。病気になると発熱して、うとうとと眠くなります。

これは白血球がインターロイキン1という物質を出して、脳内に運ばれるため。
脳内に入ると、うとうとさせるプロスタグランディンD2という睡眠物質と、熱を出させるプロスタグランディンE2という発熱物質が作られます。

これは、うとうとさせて眠らせることで興奮を鎮め、発熱させることによって免疫力を増強させるのです。

脂肪の燃焼

眠りについて考えるとき、脂肪の燃焼も重要です。
睡眠中は、ちょっとした断食タイムです。ものを食べないので、どこかからエネルギーを供給しなければいけません。それが体脂肪だったり、アミノ酸だったりします。よほど早い時間に夕食を食べない限り、糖原性アミノ酸から糖新生はおこなわれません。だいたい体脂肪を分解したりします。

もし寝る前に食べてしまうと、それがエネルギーとして使われてしまうので、体脂肪の分解・燃焼が行なわれなくなります。しかも寝ているときは、カロリー消費量が少ないので、どうしてもエネルギーが余ってしまいます。せっかくの断食タイムなのに、かえって脂肪をためこんでしまうわけですね。

記憶の整理

眠りについて考えるとき、記憶の整理も見逃せません。
人は起きているときに、いろいろなものを見聞きしています。それ以外にも味覚、嗅覚、触覚など五感全てが、大脳に蓄積されています。睡眠とは、それらを整理して、大事なものを長期記憶に移動させ、いらないものを忘れる時間帯なのです。

ですから受験勉強とか資格試験に励んでいる人は、睡眠時間を十分にとるようにすると、記憶力が増強し、勉強したことが定着しやすくなります。勉強時間を作るために、夜中まで頑張るのは格好いいですが、じつは勉強効率が悪かったりします。

寝ている間に記憶の整理が行なわれるということは、精神疲労の回復作業にもなります。つまり嫌な記憶、自分に不利な記憶を忘れる時間帯なのです。この時間帯があるから、人はうつ病を予防し、毎日を新たな気持ちで出発できるのです。

眠りには2種類がある

眠りについて、役割の側面から解説してきました。
つぎに眠りそのものについて考えると、睡眠は二つの眠りを繰り返しています。
よく知られているように、レム睡眠とノンレム睡眠ですね。

人は眠りに入ると、まず深いノンレム睡眠に入ります。これは大脳を休め、成長ホルモンを分泌させて体のメンテナンスを実施する時間帯。このときは体温、血圧、脈拍が下がっています。非常に安静な状態なわけですね。このときは意識がありませんが、体は寝返りをうったりして、動くことができます。

つぎに体温の上昇とともに、浅いレム睡眠へと移行していきます。
レム睡眠は大脳が覚醒状態に近いため、夢を見る時間帯。このとき、体は力が抜けて休んでいますが、大脳は活発に新陳代謝が行なわれていて、記憶の整理や精神疲労の回復作業が行なわれています。ノンレム睡眠が体のメンテナンス、レム睡眠が頭脳と心のメンテナンスというわけですね。

浅いレム睡眠は、大脳が覚醒状態に近く、体が脱力しています。
このときに何かの拍子で目覚めると、体が動かないので「金縛り」という現象が起きます。脳は夢を見ている状態に近いため、幻覚、幻聴を伴ったりします。これが心霊現象と思われているわけですね。

眠りは謎だらけ

眠りについては、まだ科学で完全に解明されたわけではありません。
まだ、わからないことがたくさんあります。今まで眠りの役割や重要性を解説してきましたが、世の中には事故がきっかけで、あるいはある日突然、眠らなくなった人が存在します。

不眠症のように夜眠れないのではなく、寝なくても元気に生活しているのです。
どうしてこのようなことが可能なのか、医学でもわからないわけです。脳の不思議が解明されれば、睡眠治療にも応用されて、不眠症がこの世からなくなる日がやってくるかもしれませんね。

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